CSS Nite in SENDAI

CSS Nite(シーエスエス・ナイト)は、Web制作に関わる方のためのセミナーイベント。
マークアップ系にとどまらず、ディレクター、SEO/SEM、プログラマ系、経営者など、Web制作に関わる方の交流の機会となっています。

CSS Nite in SENDAI, Vol.7 『変化するWebデザイン』

CSS Nite in SENDAI, vol.7 変化するWebデザイン

概要

イベント名 CSS Nite in SENDAI, Vol.7
「変化するWebデザイン
~既成概念を打ち破るWeb制作のあり方を考える」
概要 世の中も、デバイスも、制作環境もワークフローも変化している今日。
制作者は何をすべきか、何をすべきではないのか、指標となるWebデザインのいま、そしてこれからを考え、学びます。
開催日 2013年10月19日(土)
会場 仙台商工会議所 大会議室
〒980-8414
仙台市青葉区本町二丁目16-12 7F
出演者
定員 80名
主催 CSS Nite in SENDAI 実行委員会
共催 CSS Nite
協賛
後援 仙台クリエイティブ・クラスター・コンソーシアム

出演者・セッション

2013年はWeb制作の曲がり角

2005年前後に「テーブルレイアウトからCSSレイアウトへの移行」というWeb制作における大きなパラダイムシフトが起こりました。CSSだけでなく、Web標準にしたがって(X)HTMLのマークアップを行う、という、今となっては当然すぎる手法への取り組みにおいて、「どんどん案件で取り入れて経験値を高めた人」「主に心理的な面でなかなか移行できずにいた人」の差は広がるばかりの状況だったのです。

これに近いパラダイムシフトが現在、まさに起きようと、いや、起きています。 「CSSプリプロセッサー」、「マルチデバイス対応」、「レスポンシブWebデザイン」、「デザイン・イン・ブラウザー」、そして、それらをバックアップするアプリや制作環境の変化などです。

このセッションでは、この流れを俯瞰して整理し、Web制作者の今、取り組むべき内容を浮き彫りにします。

鷹野 雅弘(たかの・まさひろ)
株式会社スイッチ

Webサイトの構築やコンサルティングを中心に、WebやDTPに関しての講演やトレーニングのほか、書籍の企画や編集、スクールなどのカリキュラム開発も手がける。

2005年からCSS Niteを主宰。日本全国、および海外に展開し、300回を超える関連イベントを通し、のべ40,000名を超える方が参加している。

テクニカルライターとして20冊以上の著書を持ち、総販売数は14万部を超える。主な著書に『よくわかるDreamweaverの教科書』(共著、マイナビ)、企画編集を行った書籍に『現場のプロから学ぶXHTML+CSS』(マイナビ)など。

Web制作の変化の波に乗りおくれるな!

この数年、Webを取り巻く環境に変化が訪れています。新たなるデバイスの登場、それにともなうコンテンツ制作の考え方、そしてそのワークフロー。
これまでの「Web制作とはこういうもの」という概念は、スピーディーに変わりゆく現代、そしてこれからの未来に対応できるでしょうか?

本セッションでは、世界のWeb制作の現場で使われている、今知っておきたい技法やワークフローをいくつかピックアップしデモを交えながら解説します。

こもり まさあき
フリーランス

1990年代前半に都内のDTP系デザイン会社にてアルバイトをはじめる。
大学卒業後そのまま正社員となり、入出力業務、デザイン業務、ネットワーク関連業務に並行して従事。
2001年、会社を退職しそのままフリーランスの道へ。案件ごとに業務内容や立ち位置が異なるため、職域的な肩書きはなし。

「基礎から覚える、深く理解できる。 Webデザインの新しい教科書(MdN刊・共著)」など執筆多数。

Webサイトの核をデザインするための最初の一歩

ただ Web サイトを作るだけであれば、プロフェッショナルの手を借りる必要はなくなりました。無料、または低価格で見た目がよくマルチデバイスに対応した Web サイトを作ることができます。それでは、プロフェッショナルに依頼する意味はなにでしょうか?ちょっと凝った演出やカスタマイズされたデザインを提供したとしても、訪問者を満足させることはできません。また、ビジネスゴールを達成させるための Web サイトになるとも限りません。

見た目が良いのに、なんとなく上手くいかない理由は、Web デザインにおける『核』を省いたまま、サイトを制作しているからです。その核とはコンテンツです。

コンテンツはあって当たり前。あとで流し込めば良いという先入観から制作を始めると、見た目はなんとなく良いけど中身がないという結果に陥ります。また、クライアントですら、自分たちが出していくべきコンテンツが何かを把握していない場合があります。私たちが考えているほど、コンテンツは訪問者のニーズを満たしていないわけです。

核があり、それを補助するサイトはプロフェッショナルの手を借りないと作ることができないはずです。セッションでは、Web サイトにおける『核』の重要性と、その見つけ方を紹介します。そして、見つけ出した核をどのようにコンテンツ設計やビジュアルに活かすのかを事例をみながら解説します。

長谷川 恭久(はせがわ・やすひさ)
フリーランス

デザインやコンサルティングを通じてWebの仕事に携わる活動家。

アメリカの大学にてビジュアルコミュニケーションを専攻後、マルチメディア関連の制作会社に在籍。日本に帰国後、数々の制作会社や企業とコラボレーションを続け、現在はフリーで活動。

自身のブログとポッドキャストではWebとデザインをキーワードに情報発信をしているだけでなく、各地でWebに関するさまざまなトピックで講演を行ったり、多数の雑誌で執筆に携わる。

著書に『Experience Points』『スタイルシート・スタイルブック』『Web Designer 2.0』など。

タイムテーブル

開始 セッション 時間 出演者
12:50 開場・受付開始    
13:20 開演・オープニング    
13:30 2013年はWeb制作の曲がり角 50分 鷹野 雅弘
休憩    
14:45 Webサイトの核をデザインするための最初の一歩 70分 長谷川 恭久
休憩    
16:10 Web制作の変化の波に乗りおくれるな! 70分 こもり まさあき
17:20 オープンマイク・エンディング    
17:30 終了    
17:45 懇親会    

協賛

  • 写真素材 PIXTA(ピクスタ)
  • NTTレゾナント(AppKitBox)
  • クラウドワークス
  • 一般社団法人ウェブ解析士協会
  • ソフトキャンパス仙台校
  • awesome! creators shop